Netbeans8.2が動かなくなった
ということを書いている人もいたので迷っていましたが、動くようにできたということを書いている人もいて1度アップデートして試してみることにしました。
Netbeans8.2を今も使っている人が多くないため、この件を書いている人もほぼいない状況ですね。
結論としては、私の環境ではBigSurにアップデートしても
動くようにできました
アップデート後はそのままでは起動画面で止まりますので、設定は少しだけ変更しなければいけません。
変更は難しくないので、備忘録として残しておこうと思います。
アップデート後の症状
起動後、モジュールのロードで止まります。
その後、立ち上がらずそのまま終了になります。
対処法
NetBeansのJavaのPathを設定しなければいけないようです。
アプリケーション→NetBeans→NetBeans8.2.app
を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択。
Contents/Resources/NetBeans/etc
の中にある netbeans.conf
を開きます。
下の方に以下のコードがあるので、そこを変更します。
#netbeans_jdkhome="/path/to/jdk"
/path/to/jdkのパスの記載を変更します。
私の場合は以下の記述に変更しました。
netbeans_jdkhome="/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_151.jdk/Contents/Home"
もともとコメントアウトされている箇所なので # も消します。
これで設定は完了です。私の場合はこれでNetBeans8.2が無事に起動するようになりました。
PATHの確認方法は以下に記載しておきます。
PATHの確認方法
"/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_151.jdk/Contents/Home"
上記のPATHの確認はターミナルで
/usr/libexec/java_home -V
のコマンドで確認ができます。